コード

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(ダイアトニックコード)
 
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これだけでも,曲は成り立つコードの基本。
 
これだけでも,曲は成り立つコードの基本。
  
# C I (ド・ミ・ソ)トニック (Tonic)T:安定感があり,静的。
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# I  C (ド・ミ・ソ)トニック (Tonic)T:安定感があり,静的。
# G V (ソ・シ・レ)ドミナント (Dominant)D:動的で,トニックへ動こうとするエネルギーがある。
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# VI  F (ファ・ラ・ド)サブドミナント (Sub Dominant)SD:動的だが,ドミナントよりはおとなしい。
# F VI (ファ・ラ・ド)サブドミナント (Sub Dominant)SD:動的だが,ドミナントよりはおとなしい。
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# V  G (ソ・シ・レ)ドミナント (Dominant)D:動的で,トニックへ動こうとするエネルギーがある。
  
 
=== ダイアトニックコード ===
 
=== ダイアトニックコード ===
 
;ルートがC
 
;ルートがC
 
ドレミファソラシ上に白鍵だけで3和音を作ったもの
 
ドレミファソラシ上に白鍵だけで3和音を作ったもの
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*メジャー・コードは、ルートに長3度(M3)と完全5度(P5)を足したもの
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*マイナー・コードは、ルートに短3度(m3)と完全5度(P5)を足したもの
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*小文字のmがついている和音はマイナー・コード。
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# I    C (ド・ミ・ソ)トニック  
 
# I    C (ド・ミ・ソ)トニック  
 
# IIm    Dm (レ・ファ・ラ)代理サブドミナント
 
# IIm    Dm (レ・ファ・ラ)代理サブドミナント
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# I    G (ソ・シ・レ)トニック  
 
# I    G (ソ・シ・レ)トニック  
 
# IIm   Am (ラ・ド・ミ)代理サブドミナント
 
# IIm   Am (ラ・ド・ミ)代理サブドミナント
# IIm   Bm (シ・レ・ファ#)代理トニック
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# IIIm   Bm (シ・レ・ファ#)代理トニック
 
# VI    C (ド・ミ・ソ)サブドミナント  
 
# VI    C (ド・ミ・ソ)サブドミナント  
 
# V    D (レ・ファ#・ラ)ドミナント  
 
# V    D (レ・ファ#・ラ)ドミナント  
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;4和音の場合
 
;4和音の場合
 
;ルートがC
 
;ルートがC
ドレミファソラシ上に白鍵だけで3和音を作ったもの
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ドレミファソラシ上に白鍵だけで4和音を作ったもの
 
# IM7   CM7 (ド・ミ・ソ・シ)トニック  
 
# IM7   CM7 (ド・ミ・ソ・シ)トニック  
 
# IIm7   Dm7 (レ・ファ・ラ・ド)代理サブドミナント
 
# IIm7   Dm7 (レ・ファ・ラ・ド)代理サブドミナント
# IIm7   Em7 (ミ・ソ・シ・レ)代理トニック
+
# IIIm7   Em7 (ミ・ソ・シ・レ)代理トニック
 
# VIM7   FM7 (ファ・ラ・ド・ミ)サブドミナント  
 
# VIM7   FM7 (ファ・ラ・ド・ミ)サブドミナント  
 
# V7    G7 (ソ・シ・レ・ファ)ドミナント  
 
# V7    G7 (ソ・シ・レ・ファ)ドミナント  
 
# VIm7   Am7 (ラ・ド・ミ・ソ)代理トニック
 
# VIm7   Am7 (ラ・ド・ミ・ソ)代理トニック
 
# VIIm7-5  Bm7-5 (シ・レ・ファ・ラ)代理ドミナント
 
# VIIm7-5  Bm7-5 (シ・レ・ファ・ラ)代理ドミナント
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添え字の数字は音程の度数を表す。
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M7は長7度、7とm7は短7度、-5は減5度のこと。
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<table border="1">
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<tr><td>1</td><td>1+</td><td>2</td><td>-3</td><td>3</td><td>4</td><td>+4</td><td>5</td><td>+5</td><td>6</td><td>-7</td><td>7</td></tr>
 +
<tr><td>C</td><td>C#</td><td>D</td><td>Eb</td><td>E</td><td>F</td><td>F#</td><td>G</td><td>G#</td><td>A</td><td>Bb</td><td>B</td></tr>
 +
</table>
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[http://www.kuhalabo.net/~kuha/tutorial0/sound1/chord/4chord_dia.mid ダイアトニック3コード]
 
[http://www.kuhalabo.net/~kuha/tutorial0/sound1/chord/4chord_dia.mid ダイアトニック3コード]
  
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== リンク ==
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[[作曲演習]]
  
 
[[Category:授業|授業]]
 
[[Category:授業|授業]]

2023年10月11日 (水) 21:24時点における最新版

コードとは,3つ以上の音が重なってできるハーモニーで,様々なカラーがある。

[編集] 3コード(主要3和音)

これだけでも,曲は成り立つコードの基本。

  1. I  C (ド・ミ・ソ)トニック (Tonic)T:安定感があり,静的。
  2. VI  F (ファ・ラ・ド)サブドミナント (Sub Dominant)SD:動的だが,ドミナントよりはおとなしい。
  3. V  G (ソ・シ・レ)ドミナント (Dominant)D:動的で,トニックへ動こうとするエネルギーがある。

[編集] ダイアトニックコード

ルートがC

ドレミファソラシ上に白鍵だけで3和音を作ったもの

  • メジャー・コードは、ルートに長3度(M3)と完全5度(P5)を足したもの
  • マイナー・コードは、ルートに短3度(m3)と完全5度(P5)を足したもの
  • 小文字のmがついている和音はマイナー・コード。
  1. I    C (ド・ミ・ソ)トニック
  2. IIm   Dm (レ・ファ・ラ)代理サブドミナント
  3. IIIm   Em (ミ・ソ・シ)代理トニック
  4. VI    F (ファ・ラ・ド)サブドミナント
  5. V    G (ソ・シ・レ)ドミナント
  6. VIm   Am (ラ・ド・ミ)代理トニック
  7. VIIdim  Bdim (シ・レ・ファ)代理ドミナント

ダイアトニック3コード

ルートがD

レミファ#ソラシド#上に3和音を作ったもの

  1. I    D (レ・ファ#・ラ)トニック
  2. IIm   Em (ミ・ソ・シ)代理サブドミナント
  3. IIIm   F#m (ファ#・ラ・ド#)代理トニック
  4. VI    G (ソ・シ・レ)サブドミナント
  5. V    A (ラ・ド#・ミ)ドミナント
  6. VIm   Bm (シ・レ・ファ#)代理トニック
  7. VIIdim  C#dim (ド#・ミ・ソ)代理ドミナント
ルートがF

ファソラシbドレミ上に和音を作ったもの

  1. I    F (ファ・ラ・ド)トニック
  2. IIm   Gm (ソ・シb・レ)代理サブドミナント
  3. IIIm   Am (ラ・ド・ミ)代理トニック
  4. VI    Bb (シb・レ・ファ)サブドミナント
  5. V    C (ド・ミ・ソ)ドミナント
  6. VIm   Dm (レ・ファ・ラ)代理トニック
  7. VIIdim  Edim (ファ・ソ#・シ)代理ドミナント
ルートがG

ソラシドレミファ#上に3和音を作ったもの

  1. I    G (ソ・シ・レ)トニック
  2. IIm   Am (ラ・ド・ミ)代理サブドミナント
  3. IIIm   Bm (シ・レ・ファ#)代理トニック
  4. VI    C (ド・ミ・ソ)サブドミナント
  5. V    D (レ・ファ#・ラ)ドミナント
  6. VIm   Em (ミ・ソ・シ)代理トニック
  7. VIIdim  F#dim (ファ#・ラ・ド)代理ドミナント


4和音の場合
ルートがC

ドレミファソラシ上に白鍵だけで4和音を作ったもの

  1. IM7   CM7 (ド・ミ・ソ・シ)トニック
  2. IIm7   Dm7 (レ・ファ・ラ・ド)代理サブドミナント
  3. IIIm7   Em7 (ミ・ソ・シ・レ)代理トニック
  4. VIM7   FM7 (ファ・ラ・ド・ミ)サブドミナント
  5. V7    G7 (ソ・シ・レ・ファ)ドミナント
  6. VIm7   Am7 (ラ・ド・ミ・ソ)代理トニック
  7. VIIm7-5  Bm7-5 (シ・レ・ファ・ラ)代理ドミナント

添え字の数字は音程の度数を表す。 M7は長7度、7とm7は短7度、-5は減5度のこと。

11+2-334+45+56-77
CC#DEbEFF#GG#ABbB


ダイアトニック3コード

[編集] リンク

作曲演習

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