対位法

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和音は,同時に複数の音が鳴る縦の関係で,時間的な要素はないが,対位法は横の関係で,時間の経過に伴う音のからみあいである。

目次

1メロディの進行

順次進行
2度の音程で進行する。滑らかな感じ。
ドシドレミミレ
    OOO
   O
O O
 O
跳躍進行
3度以上の音程で進行する。大きい変化でダイナミック。
ドソミソシレソ
 O O  O

  O  
     O
O
    O

2メロディの並列進行

平進行
2つのメロディの音程の上下変化が同じ方向に進行し,全体的な動きが感じられる。
         O
(メイン)O  O OO
      OO

         O
(サ ブ)O  O OO
      OO
反進行
2つのメロディが反対の方向に進行し,厚みやメリハリが感じられる。
         O
(メイン)O  O OO
      OO

      OO
(サ ブ)O  O OO
         O
斜進行
1つのメロディが同じ音のままで、2つめのメロディが進行する。継続的な表現に向いてる。
(メイン)OOOOOOOOO

         O
        O O
(サ ブ)  O   O
      O     O
     O       O
禁則
平進行での完全1度、完全5度、完全8度を「連続1度」「連続5度」「連続8度」または「平行1度」「平行5度」「平行8度」といい、音の響きの幅に欠けるため、避けることが多い。
   ド     ラ   レ
  /     /     \
 ド ド   ソ レ   レ ド
  /     /     \
 ド     ド       ド
 連続1度  連続5度  連続8度
平進行で2つのメロディが平行して5度、8度になった場合を「隠伏5度」「隠伏8度」といい,和声4メロディにおけるソプラノとバスの隠伏1度と隠伏8度は,避けることが多い。
 シ     ミ
  \     \
 レ ソ   ソ ド
  \     \
   ド     ド
 隠伏5度  隠伏8度

対位法における定石

  • 定旋律(メインメロディ)と対旋律(サブメロディ)は常に協和音であること
    • 完全1度、完全5度、完全8度、長・短3度、長・短6度、長・短10度
    • 定旋律は上側でも下側でもどちらでもよい
  • 完全1度は、楽曲の始めと終わりにのみ用いる
  • 完全4度は不協和音として扱い、用いない
  • 定旋律と対旋律は10度以上離れてはいけない
  • 対旋律は、なるべく順次進行を心掛け、跳躍進行はしない
  • 対旋律は定旋律となるべく反進行をするようにし、平進行はしない
  • 対旋律の同一音の連続は、3回まで繰り返してもよい
  • 連続平行5度、連続平行8度は用いない
  • 隠伏5度、隠伏8度は用いない
  • 連続3度、連続6度は2回まで
  • 3全音(増4度)の進行ははなるべくしない
  • はじめの音は常に主音(ルート)で始める
  • 終止は完全終止(Ⅴ-Ⅰ)で終わる
  • 定旋律は2度下行して終わり、対旋律は上行して終わる

対位法的な楽曲例

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