スケーラブルアート論
提供:kuhalaboWiki
				
								
				
				
																
				
				
								
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概要
- 前提スキル
 
一年生の時にメディアプログラミング演習Iを履修したのと同等のプログラミングスキルがあるものとして、授業を進めます。 もし、プログラミングに不安があるなら、上記テキストを使って、自分で予習や自習をしてください。 openFrameworksはProcessingと似ているため、Processingを知っていると、理解が早いです。
- 成績評価
 
- 出席:学生証scan+Minutes paper
 - 課題:セルオートマトン課題、再帰呼び出し図形課題、複素平面フラクタル課題
 - 小テスト:ハイスコア
 
- 授業概要及び到達目標
 - インタラクティブアートは芸術を基盤として科学や工学を統合する新しい領域である。生物科学に関連した分野として、人工生命、ライフゲーム、フラクタル、オートマトン、遺伝的アルゴリズム、ニューラルネットワークなど応用範囲の広いものが数多く存在する。
 
そういった生物に見られる特徴をアートに応用したジェネラティブアートの作品をC++のプログラミングを使用して、実際に作成してみる。
本講義の目標は以下の通り。
- 生物の特徴と生物的なシステムについて理解する。
 - 複雑系システムについて理解し、応用例を作成できる。
 - openFrameworksを使って作品のプログラミングができる。
 
開発環境
開発環境としてMacOS XCodeを使用します。
テキストや開発環境については、以下を参照してください。
- openframeworks https://openframeworks.cc/ja/
 - http://www.kuhalabo.net/kxoops/modules/d3blog/details.php?bid=141
 
資料
- Generative Art with Math https://www.openprocessing.org/user/57914
 - oF 0.9.x 1からの変更点 https://qiita.com/2bbb/items/13f2e20760ec61e3ec89
 
-  new	old
- ofDrawLine ofLine
 - ofDrawCurve ofCurve
 - ofDrawBezier ofBezier
 - ofDrawCircle ofCircle
 - ofDrawEllipse ofEllipse
 - ofDrawTriangle ofTriangle
 - ofDrawRectangle ofRect
 - ofDrawRectRounded ofRectRounded
 - ofDrawSphere ofSphere
 - ofDrawCone ofCone
 - ofBox ofDrawBox
 
 
予定
- 2019年度
 
- 9/20(金) ガイダンス, 生物と情報とアート,openFrameworksプログラミング演習
 -  9/27(金) 幾何学図形の描画(実習)
- 教科書 1章 読み物として読む。
 -  教科書 2章 実際にプログラムを作ってみる。
- 新規プロジェクトの作成は、openFrameworks for Visual studioを参照
 
 - 2-4「数値の記憶と計算」までをやり終えて、自作プログラムexeファイルを提出。
 - 幾何学図形の描画、色の設定、変数
 - exeファイルは、プロジェクトフォルダーのbinフォルダーの中にあります。
 
 -  10/4(金) 幾何学図形の描画(実習)
- 2-8「条件分岐」までを学習し、自作プログラムexeファイルを提出。
 - 繰り返し、配列、図形の移動、条件分岐
 -  提出場所 PC > Weekly(W:) > art > int > kuhara20181002
- ファイル名 番号_名前のローマ字 例 1724000_suzukiichiro.exe
 
 
 -  10/11(金) (実習)
- 2-11「より高度な表現」までを学習し、自作プログラムexeファイルを提出。
 - マウスアクション、摩擦、重力、奇跡のフェード
 - この日の授業までに2章を終えてください。2章までに学んで、制作したプログラムを提出してもらいます。
 
 -  10/18(金) (実習)16:30に12号館2階カラボギャラリー集合
- カラボギャラリー見学 https://www.color.t-kougei.ac.jp/gallery/
 -  3-1,2,3を学習する。
- 3-1 は、読んで理解してください。プログラム例は作らなくてもよいです。
 - 3-2 は、3-2-7「画像ファイルを扱う」だけでもよい。余裕がれば、他の単元を勉強してもよいです。、
 - 3-3 は、実際に新たにクラスを作成し、プログラムを作りながら、学習を進めてください。
 
 - 3-4「アドオンの利用」以降は学習しなくてもよい。関心に応じて学習してください。
 - 3-3-2「新規クラスの生成」は、openFrameworks for Visual studioを参照。
 
 - 10/25(金) クラスオブジェクトの使用、ランダムウォーク(講義・実習)
 - 11/8(金)1次元セルオートマトン(講義・実習)
 - 11/15(金) ライフゲーム(講義・実習)
 - 11/22(金) ラングトンのアリ(講義・実習)
 - 11/29(金) Boid(講義・実習)
 - 11/27(金) 物理エンジン Box2D(講義・実習)
 - 12/6(金)フラクタルと自己相似形と再帰呼び出し(講義・実習)
 - 12/13(金) ニューラルネットワーク、遺伝的アルゴリズム(講義)
 -  12/20(金) 小テスト 
- 授業で扱った内容すべてが含まれます。
 
 - 1/10(金) 予備日(出席は取りません)
 
-  第1課題 2章までの練習プログラム
- 提出締切日 10/16
 
 -  第2課題「創発ジェネラティブアートのプログラム」
- 提出締切日 1/7(月)
 - 「ライフゲーム、Boid、アリ、Box2D、フラクタル」の中から、1つ以上を選び、自分のオリジナリティを加えたプログラムを提出してください。
 - ソースプログラムも採点の対象としますので、プロジェクトのフォルダー全体をzip圧縮して、提出して下さい。
 
 
- Contents
 
- Scalable art, Generative art, Mathematical art, Artificial Intelligence, Artificial Life, Complext sysytem
 - openFrameworks C++ / Xcode MacOSX
 - Logic circuit
 - 完全情報ゲーム:チェッカー、オセロ、チェス、将棋、囲碁
 - Cell auttomaton
 - Conway's game of life
 - Wire world
 - Random walk
 - Langton's ant
 - Boid
 - Box2D
 - Fractal, Self-similar
 - Recursive call
 - Complex square
 - Mandelbrot
 - Neural network
 - Genetic algorithm
 - Code, Chyper, Encript
 - Space X
 - Robotics
 - Expert system
 - Fourier transform, spectrum
 - Fibonacci number
 - Belousov-Zhabotinsky reaction
 - Gray-Scott model
 - Turing pattern
 
生物と情報とアート
-  生物とは? 生物の特徴とは?
- 例:小石と貝殻
 - 「生物と無生物の違いは何か?」説明してみよう。
 
 - ゲノムのDNAマップ NCBI Genome Map Viewer
 - ヒト一人を再生するのに必要な情報量は?